人生唯一の挫折 うつ病の苦しさは当事者にしか分からない
「私の人生で挫折と呼べるのは、あの1年間だけですね」と鈴木さんは語る。損保会社で順調なサラリーマン時代を送っていたのに、業界再編の吸収合併の波にのまれ、揚げ句にうつ病を発症してしまったのだ。
「それは58歳のとき、清掃会社への出向がきっかけです。合併後の会社は、吸収された側…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,063文字/全文1,203文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】