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上昌広医療ガバナンス研究所 理事長

1968年兵庫県生まれ。内科医。東京大学医学部卒。虎の門病院や国立がん研究センター中央病院で臨床研究に従事。2005年から16年まで東京大学医科学研究所で、先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究。16年から現職。

日本は破傷風大国、発症率は米国の9倍…1968年以前の生まれは要注意 高齢者はワクチン接種を

公開日: 更新日:
ドイツでは子どもに6種混合ワクチンを接種(ジフテリア、破傷風、ポリオ、百日咳、b型インフルエンザ〈Hib〉とB型肝炎) (C)DPA/共同通信イメージズ

 破傷風ワクチンの接種を希望する60代の女性が、私の外来を受診した。

「なぜ、破傷風ワクチンを打とうと思ったのですか」と聞いたところ、「最近、80代の母が破傷風で亡くなったからです。調べたら、母も私も破傷風の予防接種を受けていませんでした」と答えた。

 彼女は破傷風ワ…

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