連日続く地震速報に募る不安…「紀伊水道」がトレンド入り、南海トラフエリアの揺れ急増
23日午後5時21分ごろ地震が発生した。気象庁によると、震源地は紀伊水道で震源の深さは約50キロ。マグニチュード4.0と規模は大きくないが、紀伊水道は和歌山、徳島、淡路島(兵庫)によって囲まれる海域で、南海トラフ地震に関連するといわれるエリアだけにネットは騒然。地震発生後すぐに「紀伊水道」がトレンドワード入りした。
今月に入り、石川県能登地方や千葉県北西部など大きな揺れが起きている。22日には、新島・神津島近海を震源とする最大震度5弱の地震が発生したばかりで、不安が募るなかの「紀伊水道」を震源とする地震だ。
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域および日向灘沖までの区域を「南海トラフ」と呼ぶが、紀伊水道はこの海域に入る。
実はあまり注目されていないが、「紀伊水道」も今年2月以降、有感地震が6回起こっている。さらに南海トラフエリアでは、「和歌山県北部」が10回、「豊後水道」が4回、「徳島県北部」が4回と揺れが続いているのだ。
Twitterでは《今度は紀伊水道で震度2…連日地震が各地で続いて、大丈夫だと思いますか?》《地震がある日が当たり前になってきていますね 今日は紀伊水道震源ですか》などと不安の声が相次いだが、常に備えはしておきたい。