万引生活の果てに…生活必需品に「こんなモノに金を使わなきゃいけない」と感じるまでに

「お客さん、お会計が済んでない商品をお持ちですよね」
制服姿の警備員に後ろから手首を強く掴まれた。最初にふと頭に浮かんだ言葉は「この警備員、俺と同年代だな」だった。行きつけのイトーヨーカドーでの出来事である。
村田幸治さん(仮名=65)は、自嘲気味に口元を緩めなが…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り969文字/全文1,110文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】