米国の女性救急救命士が話題! 父とその娘の命を救い「一家の守護天使」に…
米国で7年前、ある男性を救った女性救急救命士が今度はその男性の娘の命を救い、「一家の守護天使だ」と話題になっている。
2016年、ウェストバージニア州リッチー郡の救急医療ステーションで働いていたクリスティー・ハドフィールドさんは、元海兵隊員のジョン・カニンガムさんが心臓発作を起こした際に、現場に駆け付けた。そして病院に搬送する際に心停止に陥ったジョンさんに心臓マッサージを行い、命を救った。
その後、クリスティーさんとジョンさんはフェイスブックで友達になり、近況を知らせ合う関係に。そして昨年1月、ジョンさんの娘モリー・ジョーンズさん(42)が進行性の腎臓病と診断され、移植が必要であることをフェイスブックに投稿した。
クリスティーさんはそれを読み、何とすぐに臓器提供を申し出た。「私はあなたのお父さんを助けたのよ。あなたも助けるわ」とモリーさんに言ったという。
クリスティーさんは適合検査の結果うまくマッチし、昨年12月に移植手術が行われ、見事に成功。モリーさんは回復し、通常の生活を送れるようになった。
この話はSNSで拡散し、最近になってワシントン・ポスト紙やABCテレビの朝の情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」が取り上げて、全米の話題になった。