ストレスと疲労にされされた高級ブティックから大型飲食店に…時間があっという間に経つ

公開日: 更新日:

「トイレはどこ?」「どこで注文するの?」と聞かれたりもする。外国人には片言の英語で答えることも。

 1時間に1回、広い店内の見回りをする。ルール破りのたばこを吸っている客や大っぴらに居眠りをしている客がいたら注意する。

「6人ですけど、座れますか?」とお客に相談される。空いている座席の左右の人に「すみません。詰めてください」と頼み、椅子を運んで座れるようにしてあげると、「ありがとう」と感謝される。「この街は昔はこうだった……」と話しかけてきたお客の思い出話に付き合うことも。

 なかには「チップです」と500円玉を渡そうとする白人客もいる。もちろん丁重に断るが、気持ちがうれしい。

 初日は鈴木さん(仮名)という先輩が指導してくれた。夕方6時、食事から戻ると、彼は「あと3時間。頑張りましょう」と声をかけたが、私は「えっ、もう3時間で終わるの?」という気分だ。

 ブティックでは、黙って突っ立っているだけなので1時間が1日のように長かった。一方、こちらはあっという間に時間が経つ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  2. 2

    あるのか西武「デストラーデ監督」…黄金時代の最強助っ人が“復帰”、就任条件もクリア

  3. 3

    女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」

  4. 4

    元欅坂46原田葵アナ大胆起用に透ける…フジテレビ「女子アナ王国」復権への思惑

  5. 5

    泉ピン子「毒舌」の原点とは…えなりくんを「ガキ」呼ばわり、渡鬼ファンも仰天の内幕を暴露!

  1. 6

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 7

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  3. 8

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  4. 9

    なにわ男子・長尾謙杜と交際か…フジテレビ原田葵アナ“におわせ”インスタの波紋

  5. 10

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ