子どもへの盗撮を甘く考えていたら大変な事態に
またも教育現場での盗撮事件のニュースが流れました。
大手学習塾栄光ゼミナール系列の個別指導塾の教室長が、スマートフォンを用いて女性用トイレで盗撮をしたとして性的姿態撮影処罰法違反で逮捕されました。生徒が使用するトイレ内でも盗撮を繰り返しており、未成年者の被害も確認されているようです。
昨年、四谷大塚の元講師が教え子の女子児童を盗撮するなどしていたことが明らかになり話題になったばかりです。四谷大塚の元講師に対しては懲役2年が求刑されています。
以前、盗撮は条例で取り締まっていましたが、昨年の7月13日以降は法律で取り締まるようになりました。法律が施行されてからまだ期間は短いですが、以前よりも盗撮に対する処分が重くなった印象を受けます。
また盗撮の被害をなくすため、駅のエスカレーターには後方監視ミラーや防犯カメラが設置されています。こうした社会的な取り組みに加え、近々、児童を被害者とする性犯罪を防ぐため、「日本版DBS」の法案が提出されるようです。これは、子どもに接する仕事に就く人に性犯罪歴がないかどうか、学校などの事業者が確認する制度のことです。