猫の蓄膿症こと「副鼻腔炎」治療法は? 点鼻薬とともに“こより作戦”が重要
こより作戦は裏技ですが、膿をうまく排出することができれば、厄介な慢性副鼻腔炎も管理しやすく、治すことができます。
私は、このこより作戦を師匠に習いました。昔の獣医師は、獣医学的な手技や治療法、薬などが十分に開発されていない中、試行錯誤しながら最善策を見いだしていたのです。
慢性副鼻腔炎のネコちゃんを飼っている飼い主さんは、かかりつけの獣医さんにインターキャットを混ぜた点鼻薬を聞いてみるとよいでしょう。
(カーター動物病院・片岡重明院長)