斎藤元彦氏に女帝・小池都知事と酷似する“盛り癖”…兵庫県知事選で「公約達成98%」のガセ情報拡散

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「女帝」のマネか――。パワハラに続き公職選挙法違反疑惑がくすぶる兵庫県の斎藤知事。県知事選で「公約の達成・着手率98.8%」とアピールした結果、ネット上で「公約達成率98.8%」の誤情報が拡散した問題が物議を醸したのだが、どうも東京都の小池都知事の手法にソックリなのだ。

 斎藤県政1期目の公約達成率は27.7%。先月27日に開かれた再選後初の定例会見で、斎藤知事は記者から「公約達成率98%は事実か」と問われ、「公約の達成・着手率が98%余だった」と回答。「達成率」と「着手率」を分けていないことについては、「公約の着手、達成率トータルで見ていくことが大事」などと意味不明な理屈を並べ、最終的に「ご理解いただきたい」と訴えた。

 県民に正確な情報を伝えたいなら、個別の数字を示せばいいだけの話だ。「着手率」なる謎の尺度を加味したのも、結局は数字を高めに打ち出したかったからではないか。それこそ「盛っているのか、盛っていないのかというと、盛っている」と認識せざるを得ない。

 こうした数字マジックは、今年7月の都知事選で小池知事が先駆けていた。

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