(79)弱点をすべて克服したドラム式洗濯機がすごい! 買うなら今でしょ!?
今、洗濯機を買い替えるならドラム式洗濯機がお得!というのは、今までの欠点や弱点に対する技術が出来上がったからです。
全モデル、ラーメンで言う「全部のせ」状態なのです。
実用的な洗濯機をつくったのは米国のフィッシャーさん。1908年に特許を取得しています。これ以前にも電気洗濯機はあったそうですが、水と配線の折り合いが悪く、実用的と呼べるレベルではなかったそうです。このフィッシャーさんが実用化したのはドラムだったのです。
洗濯というのは、洗濯機、洗剤、水、布種、汚れ種の5要素をうまく組み合わせ、汚れを水に移す行為です。しかし、欧米の水は、日本に比べると洗濯に向いていません。硬水な上に、水量も不十分だからです。「湯水のよう」という表現は、水の多い日本特有の表現なのです。
■ドラム式はお湯洗いが基本
少ない水で洗濯物をキレイにするために、ドラム式はお湯洗いが基本です。湯温は洗剤の酵素などが活性化する40度。衛生に気を使う場合は60度。ちなみに60度のお湯で洗うと、いわゆるニオイ菌を殺すことができ、部屋干ししても臭うことはありません。