8センチの針をペニスに刺した中国人の少年「退屈だったから」
もしかしたら同じような衝動に駆られたことがあるかもしれない。だが実際に行動に移すことはまれだろう。
「尿が出なくなった」
中国江西省に住む11歳の少年が病院にやって来た。痛みも訴えている。医師がエックス線検査をすると約8センチの針が膀胱(ぼうこう)の管を押し上げていた。めったにない光景に医師たちは驚嘆した。
担当医が少年に針が入った理由を問いただしても、少年は答えない。何度か質問をしても、自分が何をしたかを認めなかったが、押し問答の末、少年はようやく自分で尿道から針を入れたことを認めた。理由は「退屈だったから」。そして「針が入るかどうか調べたかった」だった。
少年は同省にある別の病院に送られ、内視鏡を使った手術が施された。担当医は非常に細い鉗子(かんし)を使い、組織を傷つけることなく無事に針を取り除くことに成功。少年は術後、しばらくしてから帰宅したという。
医師は地元メディアに対し、「恥ずかしくて何をしたのか言えなかったのだろう」と少年をかばってみせたが、それにしても8センチの針がよく入ったものである。