【東京佐川急便事件】異聞(81)「竹下登・金丸信絡みのトラブル解決で借りがあったから」
特捜部は副部長の佐渡賢一が「当面の捜査方針」(1992年5月8日付)で「整理」した読み筋に沿って、逮捕・勾留した東京佐川元社長の渡辺広康らを粛々と取り調べ、供述や物証で事実を固めた。
その成果が結実したのが、渡辺ら3人を勾留満期の6月1日に、逮捕した容疑で起訴すべき、と…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,161文字/全文1,301文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】