2024年は「異次元緩和」終焉の年に…相場は波乱含み、金利上昇なら株価下落も
金利上昇によって打撃を受けるのが、住宅ローンを返済している世帯だ。7割は「金利変動型」を利用している。「変動型」は短期金利に連動する。住宅ローンの多くは、金利が上昇してもすぐに返済額が増えないように、5年間は増額を据え置き、かつ1.25倍までしか支払額を増やさない緩和措置が設けられているが、金利が上がれば最終的に支払総額が増えることは間違いない。
「この先、住宅ローンの金利は、上がっていくと考えた方がいいでしょう。余裕のある人は、少しでも前倒し返済するべきです。それがなによりの財テクになります」(斎藤満氏)