裏金事件で逮捕された自民・池田佳隆議員の信じがたい証拠隠滅 《ドリル優子より悪質》の声も

公開日: 更新日:

《悪質にも程がある》《隠している事が山ほどありそうだな》

 ネット上でこんな指摘が出ているのが、自民党の最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の政治資金パーティー収入を巡る裏金事件で、東京地検特捜部に政治資金規正法違反容疑で7日に逮捕された、衆院議員池田佳隆容疑者(57)だ。

 池田容疑者は、同容疑で特捜部に逮捕された会計責任者で政策秘書の柿沼和宏容疑者(45)と共謀し、資金管理団体の2018~22年分の政治資金収支報告書に、還流分の計約4800万円を収入として記載しなかった疑いが持たれている。

 その後の調べで、池田容疑者は捜索前、事務所内にあった派閥パーティー券の販売に関する資料やデータなどを廃棄するよう秘書らに指示した疑いが浮上。実際に押収した記録媒体のデータが破損していたという。

 特捜部は、池田容疑者が主導して証拠隠滅を図った可能性があるとみて調べているが、さらに酷いのが、池田容疑者らが派閥パーティーをめぐる裏金問題が発覚した直後の2023年12月8日付で「訂正」した2022年分の収支報告書だ(写真)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    大阪万博会場の“爆発”リスクはやっぱりヤバい…高濃度メタンガス問題に国や府は安全強調も、識者が疑問符

  2. 2

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  3. 3

    「いきなり!ステーキ」倒産危機から一転…黒字転換&株主優待復活でも“不透明感”漂うナゼ

  4. 4

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  5. 5

    農相が備蓄米の追加放出表明も「中小の米屋には回って来ない」…廃業ラッシュで地域の安定供給が滞る恐れ

  1. 6

    トランプ関税「交渉役」に大抜擢…石破首相の腹心こと赤沢亮正経済再生相の“ホントの実力”

  2. 7

    トランプ大統領「日本でアメ車が売れない」ボヤきのデジャビュ…非課税障壁でっち上げ“市場開放”要求のお門違い

  3. 8

    「へグセス疑惑」再燃…「有事では日本が前線に」発言の国防長官が危険視される理由

  4. 9

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  5. 10

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い