国税庁は大困惑…公式Xで「確定申告」呼びかけ大炎上!自民裏金議員への国民の怒り爆発
鈴木財務大臣が国会で、「(納税するかどうかは)疑惑を持たれた政治家が政治責任を果たすという観点から判断されるべきだ」と、“議員任せ”のような答弁をしたことも、火に油を注いでいるようだ。
税務署の現場の職員は、納税者から嫌みを言われることも多いという。はたして公式Xの炎上をどう受け止めているのか。
「例年、確定申告の時期には、さまざまな手段を使って申告を呼びかけています。今年も公式Xを使って周知徹底しました。そのXに対して、いくつものコメントが寄せられていることは承知しています」(国税庁広報)
いまや国税庁が確定申告を呼びかけるほど反発を招いてしまう状況だ。政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「インボイス制度まで導入され、庶民は厳しく徴税されています。『なぜ、裏金議員から税金を取りたてないのか』と、国民が国税に対して怒りを向けるのはよくわかります。ただ、現場の職員に怒りをぶつけても解決しない。かといって、政府が国税を動かしたり、国税が世論受けを狙って動くのも、差し障りがあります。前例を作ってしまうと、将来、政治権力や国税が、政敵や特定勢力を潰すために恣意的に動くようになりかねないからです。とりあえず、国民が裏金議員に対して『納税しろ』と迫りつづけることです」
自民党の総裁として岸田首相が「裏金議員には自主的に納税させる」と宣言すれば、自民党議員も観念するのではないか。裏金議員が納税しない限り、タックスペイヤーの怒りは収まりそうにない。