参院政倫審“ないない尽くし”答弁に国民怒り 泉房穂氏も《「第三者調査委員会」設置を》とバッサリ
いったんは議員辞職を考えながら、「多くの国民の負託を得て議席をいただいた以上、議員の責任を果たす思いになった」と説明した橋本氏についても、《その国民の負託、信頼を裏切ったのだから辞めるべき。釈明になっていない》などと怒りの投稿が広がった。
■嘘つきが嘘をついても罰せられないのが政倫審
「知らない」「分からない」という“ないない尽くし”の返答しかできないのであれば、世耕氏らは一体何のために政倫審に出席したのか。裏金事件が発覚してから、すでに4カ月近く。自身が「知らなかった、分からなかった」のであれば、政倫審に出席するまでに少なくとも、事実関係を調査、確認するのが当たり前ではないのか。
これでは説明責任を果たすどころか、弁明にもなっておらず、国民の疑念がますます膨らんで当然だ。
《嘘つきが「全部、正直に話した」と嘘をついても罰せられないのが『政倫審』で、嘘つきが「嘘かどうか記憶にありません」と答えるのが『証人喚問』。いずれにせよ、嘘つきが「私は嘘つきです」と正直に答えることはない。本来は『第三者調査委員会』を設置して対応すべき話だ。》
元明石市長で弁護士の泉房穂氏(60)は14日に更新した自身のX(旧ツイッター)にこう投稿。SNS上では《その通り》といった声が相次いでいるが、泉氏の提案する通り、一刻も早い全容解明のためにも第三者委員会で調査、対応した方がいい。