1ドル=160円台突入を指をくわえて傍観か…34年ぶり円安水準で問われる財務省の姿勢と曖昧説明

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■「高い緊張感を持って注視し、適切に対応」してきたのか?

「政府といたしましては、引き続き、為替市場の動向、高い緊張感を持って見守ってまいりたい、注視してまいりたいと考えております」(鈴木俊一財務大臣=2024年2月22日の衆院予算委員会)

「私どもとしまして、引き続き、為替市場の動向を高い緊張感を持って注視をするとともに、必要な場合には適切な対応を取る、こういう考え方で引き続き臨んでまいりたいと考えてございます」(三村淳・財務省国際局長=2022年11月18日の衆院財務金融委員会)

「為替市場の動向を高い緊張感を持って注視するとともに、過度な変動に対しては適切な対応を取りたい」(鈴木俊一財務大臣=2022年11月2日の衆院財務金融委員会)

「為替市場の動向に高い緊張感を持って注視しつつ、過度なこの変動に対しては適切に対応するということを申し上げさせていただいております」(岸田文雄首相=2022年10月24日の参院予算委員会)

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