では、彼らが狙っている日本企業はどこなのか。先回りして仕込みたいのなら、注目点は4つだ。
①PBRが1倍割れ②営業損失を計上している事業部門がある③「不動産含み益」が多い④「政策保有株」が多い。
①の企業数は減少したとはいえ、東証プライム市場及びスタンダード市場に上場する約3250社のうち約1630社と、5割も存在する。こうも多いと絞るのが難儀だろうが、根気よく②③④へ進んでほしい。きっと“お宝株”の候補が見えてくるはずだ。
近づく株主総会の季節とアクティビスト。投資家にとっては絶好のチャンスでもある。 (丸)