著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

海外勢の売り越し続き、バフェット指数も割高水準…株式市場は弱気相場に突入

公開日: 更新日:

 8月9日の8月限日経平均先物ミニ・オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ(特別清算指数)は3万5661円だが、日経平均株価の終値は3万5025円と下回り、「弱気相場」を示していた。

■「天災は忘れた頃にやってくる」

 9月1日は「防災の日」、そして9月は「防災月間」。「天災は忘れた頃にやってくる」は、物理学者、寺田寅彦の警句。夏目漱石に第五高等学校(現・熊本大学)で英語を習い、漱石が主宰する俳句結社に参加し生涯親交を結び「漱石の一番弟子」と呼ばれた学者だが、この至言は株式投資にも通じる。

 南海トラフ警戒報道に微動だにしなかった株式市場。海外投資家は日本に居住していないから当然か。「米国がくしゃみをすると日本も風邪をひく」は、株式投資の世界では不変のようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    やす子が奮闘「24時間テレビ」で福祉車両贈呈 日産自動車の女性副社長が“カリスマ経営者の妻”とは!

  2. 2

    小泉進次郎は「サラリーマンの敵」…解雇、労働時間の規制緩和ブチ上げで「企業の味方」ハッキリ

  3. 3

    河野太郎氏の「解雇規制緩和」強気発言にSNS《自民党議員からクビに》のド正論

  4. 4

    麻生太郎氏に「10月政界引退説」 派閥の「裏金疑惑」拡大で窮地…気づけば孤立無援

  5. 5

    朝日新聞「自民裏金」での新聞協会賞に「辞退せよ」殺到の理由…「しんぶん赤旗」社会部長もXで苦言

  1. 6

    「麻生派でも裏金作り」毎日新聞スクープの衝撃!党政治刷新本部座長の派閥議員は国会で虚偽答弁か

  2. 7

    とうとう派閥に裏金発覚、自民総裁選を直撃!麻生太郎氏はキングメーカー争いから脱落確実

  3. 8

    小泉進次郎氏が出馬会見で「日本が衰退」連発どの口が? 当事者意識ゼロ、中身もスカスカ

  4. 9

    “パリピ”小泉進次郎氏の資金源はほぼパーティー…3年で1.8億円、利益率9割近い荒稼ぎ

  5. 10

    元安倍派・豊田真由子氏が「羽鳥慎一モーニングショー」で暴露!“パー券販売”の驚愕実態にSNS震撼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  3. 3

    大阪府の8割の小売店でコメ品切れ発生だが…吉村知事「備蓄米放出しろ」が腑に落ちないワケ

  4. 4

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  5. 5

    そんなに女性天皇がいやなのか…最近の雅子皇后いじめの裏にあるもの

  1. 6

    佐々木朗希にメジャースカウト「合格点」も…“投げては休む”は米国で受け入れられるのか

  2. 7

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か

  3. 8

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  4. 9

    “異例の成績”報道の悠仁さまに東大の「共通テスト重視」が与える影響は?

  5. 10

    やす子に始まり、やす子に終わった…一体、誰のための「24時間テレビ」なのか