9月末に向け「腕力相場」が出現か? ロスチャイルドに学ぶ投資術
100歳以上の超高齢者数が今月15日時点で9万5119人となった。54年連続で最多を更新。長生きすれば公的年金の受給期間も長くなり、お得である。
私の友人、A君65歳、B君66歳を見ると、A君は現役サラリーマンだったが、今月に突然、がんで他界した。6月に東京・大手町で飲んだときは、今年から受け取る公的年金の使い道などを語り合ったが、年金を受け取ることはない。B君は60歳で定年退職後、前倒しして年金を受け取り、趣味に興じ自由を謳歌している。
老後に備え、新NISAで株式投資を始めた人も多いようだ。ただ、ある意味、株式投資は「ゼロサム」であり、誰かが高値(天井)で売り抜けて利益を確保すれば、誰かがその高値を掴み、いずれ損失を被ることになる。この「高値で売る」で成功する秘訣は「先んじて情報を得る」ことに尽きる。
イミダスには次のように書かれている。
情報を巧みに利用し、巨利を得る。金融の歴史の上で、これを最初にやったとされるのが、イギリスの銀行家ネイサン・ロスチャイルド。1815年6月20日、イギリスはナポレオンとの「ワーテルローの戦い」の渦中にあった。イギリスが敗れれば、イギリス国債は暴落、反対に勝利を収めれば暴騰する。勝敗は18日についていたが、その情報はまだ本国にもたらされていない。ロスチャイルドは、早馬や船などを独自に仕立て、いち早く「イギリス勝利!」の情報を入手。