カプコン、東宝アニメ、ソニー…ゲーム&アニメの日本企業にサウジアラビアが熱視線

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■賞金総額6000万ドル! eスポーツW杯を開催

 キディヤ・シティー内には「ゲーミング&eスポーツ地区」も設けられ、人口の約3分の2がゲーム愛好者のサウジアラビアのゲームとeスポーツの中心地を目指す。地区でのeゲーム振興にも抜かりがなく、今年7月には賞金総額6000万ドルのeスポーツW杯がリヤドで開催された。こうなると「ビジョン2030」には日本の存在が欠かせない。ビジョンが掲げられるやムハンマド皇太子が16年に来日、「日・サウジ・ビジョン2030」を作成。翌17年にはサルマン国王も、国王としては実に46年ぶりに来日している。

 企業についてもドラゴンボール・テーマパークのカウンターパートは東映アニメーション、eスポーツW杯の競技種目ではカプコンの「ストリートファイター6」、バンダイナムコの「鉄拳8」が採用されている。また大会の主催団体とソニーはスポンサー契約を結んでいる。

 もっともPIFの名は日本の投資家の間では既に以前から有名で、特にやはり日本のゲーム会社の大株主として知られるが……。

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