人助けの「B視点」って何だ? 月収20万円の3児の母がオンラインコミュニティーで5億円を稼ぐまで
競争が苦手な人こそ

物価が高い。内閣府の世論調査によれば、「物価が悪い方向にある」とみる人が7割に上る。そんな厳しい家計をやりくりしようと、副業を考えている人は少なくないだろう。そこで、注目なのが、「人助け」だ。その視点で講座を立ち上げ成功した人がいる。
福田哲也さん(39)は元会社員で、副業としてホームページのバナー広告を作成しようと考えた。しかし、人見知りで友人や仲間も少なく、営業も得意ではない。思うように仕事が得られず、妻に相談すると、どこかのコミュニティーに入ることを提案された。そうやって見つけたのが「Bポジけーりん大学」という講座だった。50万円以上の受講料は、妻が支払ってくれたという。
この講座を運営しているのが、「けーりん」こと唐仁原けいこさん(44)だ。2020年までライターなどのフリーランスで働き、収入は月20万円ほど。それがコロナ禍を機にオンラインコミュニティーを立ち上げたところ、1年目の21年から1億円を売り上げ、2年目から5億円に達したという。今や業界の有名人だが、この劇的なブレークはどうやって成し遂げたのか。
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