<第2回>ただの妄想の法案化 “存立危機事態”に立法事実なし
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新たな法を制定するときには、その法の制定の必要性を支える「立法事実」が存在する。「立法事実なき立法」は、ただの妄想であり、いわんやこれが違憲の問題にわたる場合は、ただの「悪夢」である。
今回の安保法制では、新たに武力攻撃の概念を広げ、我が国と密接な他国に対する外国の武力…
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