中江兆民、大隈重信らによって思想戦、言論戦に変化した
植木枝盛など高知の立志社の会員や、立志社に影響を受けた者の自由民権運動への挺身ぶりは並外れていた。立志社は「人民は国の本なり」と明言し、民会の成立で国家の基本をつくろうと、その覚悟を明確にしている。立志社に集まった者には士族の出身が多く、彼らは万民全ての平等を進めるには相応の時…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り796文字/全文936文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】