軍中央の出たとこ勝負と面子のために兵士が玉砕させられた
この玉砕を大本営は国民の戦意高揚に利用しようとした。何から何まで異例の扱いであった。5月30日の大本営発表は、「5月29日夜敵主力部隊に対し最後の鉄槌を下し皇軍の神髄を発揮せんと決意し全力を挙げて壮烈なる攻撃を敢行せり、爾後通信全く途絶全員玉砕せるものと認む、傷病者にして攻撃に…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り843文字/全文983文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】