著者のコラム一覧
森功ノンフィクション作家

1961年、福岡県生まれ。出版社勤務などを経て、2003年からノンフィクション作家として活動を開始。「ヤメ検 司法エリートが私欲に転ぶとき」「同和と銀行」「腐った翼 JAL消滅への60年」「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」など著書多数。最新刊は最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。

<5>くすぶる責任論 黒川検事長の“定年延長”を決めた人物は

公開日: 更新日:
いったい誰が思いついたのか…(黒川弘務前東京高検検事長)/(C)共同通信社

 図らずもコロナ禍で露呈した首相官邸内の覇権争いの末、安倍政権はかつてない政策の見直しを余儀なくされてきた。真っ先に思い浮かぶのが、前東京高検検事長の定年延長問題だ。

 世界中がコロナ対策を急ぐ中、日本政府が首相官邸に「新型コロナウイルス感染症対策本部を設置する閣議決定」を…

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