昭和5年の浜口暗殺から謀略とテロが主語の時代が始まった
浜口内閣はロンドン軍縮条約の締結に伴い、国内での批准に当たって揺るぎのない態度を崩さなかった。例えば天皇の諮問機関である枢密院などでの批准が当初は不安視された。議長の倉富勇三郎、副議長の平沼騏一郎をはじめとして、天皇の大権をおかしていると考えたのだが、浜口は元老の西園寺公望や内…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り833文字/全文973文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】