顔に煤と泥を塗りたくり…皇帝・溥儀が取った奇妙な行動

溥儀の表情が沈んでいくのを、通訳のペリミヤコフは見ていたわけだが、慰めの言葉はかけようがなかった。ハバロフスクの収容所では、戦犯といえども、それほど酷い扱いを受けていたわけではない。いわば収容所内では恵まれた生活をしていたことになる。だが、新中国に渡ってはどうなるかわからない。…
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