ドイツの軍事力の弱体化と統帥権の関係
石原莞爾は都合4年ほどのベルリン留学で、第1次世界大戦をはじめヨーロッパの戦争を詳細に調査、研究して日本に戻った。そして陸軍大学校の教官を務めたのだが、その折に作成した講義ノートは、それ自体がのちに一冊の書として刊行された。それが「戦争史大観」であり、「世界最終戦論」であった。…
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