孫崎享外交評論家
１９４３年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験（外交官採用試験）に合格。６６年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。９３年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。
原発依存を深める日本 三菱商事が洋上風力発電に乗り出す意味
公開日： 更新日：
福島原発事故の後、ドイツ政府は原発の全廃を決定した。この決定について、日本の映画監督、坂田雅子氏はメルケル首相（当時）の強いリーダーシップがこの決定をしたのだろうと考え、確証を得るため、単身でカメラをかついでドイツに出掛けたのだが、実態は違ったという。
ドイツでは196…
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