「ウラン爆弾は精神力で開発できる」という見方
田中館愛橘の貴族院での質問は、この年(昭和19年)に2回にわたって行われているが、そのひとつは国語問題であった。もともとローマ字論者の田中館は、そのような内容を質問できる時代ではないことは承知していたであろうが、そういう質問の中で自らの専門である物理学に触れたようなのである。
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