幸徳秋水たちは「平民新聞」で何を伝えようとしたのか、戦争と距離を置く姿勢も
私が平民新聞のデスクもしくは記者の視点でこの新聞を見ると、記事を載せる際に3つか4つの尺度を持って紙面を作ってきていたのだということがわかります。
1つは貧しい人たちの生活状況をきちんと書く、その実態を書くということです。
2つ目は、小国主義ということ。小国の中…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,220文字/全文1,360文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】