自民・安倍派会計担当者が「還流、事務総長に報告」証言…裏金9000万円超の議員も

公開日: 更新日:

 自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、最大派閥の安倍派「清和政策研究会」の会計担当職員が東京地検特捜部の事情聴取に対し、「収入の一部を議員側に還流(キックバック)させていたことを事務総長に報告した」と説明していることがわかった。

 7日の読売新聞が報じた。

【写真】この記事の関連写真を見る(12枚)

 キックバックしていた金は政治資金収支報告書に記載されず裏金になったとみられており、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)での立件を視野に捜査している特捜部は、安倍派の歴代事務総長らへの聴取を検討している。

 同法の公訴時効(5年)にかからない2018年以降に安倍派の事務総長を務めたのは、古い順から下村元文部科学相、松野官房長官、西村経済産業相。22年8月から高木国会対策委員長が就いている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された