「さすが代議士!」政倫審で自民・中谷真一氏“ヨイショ質問”、さらにSNSで自画自賛のア然

公開日: 更新日:

 ニオイもしない屁みたいな政倫審(2月29日)でヨイショ質問を連発した自民党議員がいた。茂木派の中谷真一衆院議員(47)。答弁に立った武田良太・二階派事務総長に、のっけから「武田代議士と私はお互いラガーマン。大変お世話になっている」と持ち上げ、「(答弁は)二階会長の代わりということ。さすが代議士だと思った」。武田氏が「政倫審が公開であろうとなかろうと、細かい条件をつけたことはない」と言うと、「今の言葉を信じたい」。

 肝心の武田氏は、二階派の会計責任者が在宅起訴され、二階と武田両氏が不起訴になったのをいいことに「会計責任者から説明を受けることもなく、まったく知らなかった」とすっとぼけた。

 その武田氏にヨイショ質問をした中谷氏は防大卒業後、佐藤正久参院議員の秘書を経て当選4回(山梨1区)。旧統一教会の自転車イベント「ピースロード山梨2020」に出席していたことで名前が出た。

 そんな中谷氏を質問バッターに起用すること自体、自民党のやる気のなさだが、当の中谷氏はフェイスブックに「武田代議士にしっかりと説明責任を尽くされるように質問しました」と自画自賛。アホか?

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」