私たちの国は大きなテーマに出会うときに首相を使い捨てにしてきた
鈴木貫太郎、近衛文麿、そして石橋湛山の3人は、昭和の32人の首相のうち歴史的意味を仮託させながら論じていくべき指導者である。昭和の前期、中期、後期を象徴するのは好悪の感情は別にして東條英機、吉田茂、田中角栄と見て、それぞれの寸評を書いてきた。鈴木、近衛、石橋はそれとは別の歴史的…
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