ダサすぎ立憲民主党…都知事選ショックで大揺れ「共産党との距離感」めぐり分裂騒ぎ
■「野党一本化が最大の対抗手段」
4月の衆院補選では東京15区と島根1区で共産が独自候補を降ろして一本化に貢献。長崎3区を含め立憲が全勝を収めた。ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「そもそも、立憲は都知事選で共産と共闘するにあたり、共産党アレルギーを持つ連合や無党派が離れてしまうことはある程度、織り込み済みでした。狙いは次の衆院選。共産との関係良好な地域では候補を一本化する方が得策ですから。もちろん立憲内に共産党と組みたくない人もいる。それは是々非々で対応する。『共産党との連携で無党派層が離れた』との主張は結局、手ごろな批判に過ぎません」
選挙に勝ったら手柄を独占し、負けたら協力相手のせいにする――。そんなダサいヤツは放っておいて、立憲には野党共闘に邁進して欲しいものだ。
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首都決戦に勝利し都庁で花束とともに職員に迎えられた小池都知事だが、3選を果たしたばかりなのに、まさかの「失職」の可能性があるという。
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