資本主義の発展形としての共産主義⁉ 志位和夫氏の新著はマルクスの慧眼を解き明かした

「Q&A 共産主義と自由『資本論』を導きに」(志位和夫著・新日本出版社)を読んで、目から鱗が落ちた。
「共産主義」と聞くと、レーニン、スターリンが統治したソ連と毛沢東が建国した中国を思い出して、そこには自由と民主主義がないというのが、団塊の世代に属する者にとって標準的な理解…
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