戦後の犯罪は空腹からくる絶望感が生んだ
戦争が終わったあとも配給制度は続いていて、成人1人当たり1日300グラムほどの米が配給されていた。ところが昭和20(1945)年は凶作で、配給量だけでも足りないのに加えて、貯蓄米もなく配給そのものが遅れることになった。そのため都市住民は統制価格での配給米の売買などとは別に、密か…
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