国民民主に続き維新もまんまと手玉に取られたか? 自民、公明が使った“騙しの手口”

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 それでいて、そろって明確に示されているのは「年内・年度内」の「補正予算・予算」の「早期成立」だ。

 少数与党に転落したとはいえ、狡猾な自民党のことだ。維新も国民民主党も同じ手口が通用すると考えたのだろう。“騙された”国民民主党の古川氏が「方向性は示されているが、具体的なことはほとんどこれから」と懸念を示したのも無理はない。

 権力の座にしがみ続けるためには、どんな手法もいとわない自民党。国民民主党に続き、維新も“騙しの手口”にまんまとやられたのではないか。

  ◇  ◇  ◇

 少数与党に転落した石破政権●関連記事【もっと読む】で《立花孝志氏に情報漏らした維新兵庫県議も「勝つための3つのルール」実践? 日本政界に広がる政治家のプチ・トランプ化》【さらに読む】で《維新は“東西分裂”へ加速必至…悲願の「高校無償化」実現にメドも、くすぶり続ける3つの火種》を取り上げている。

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