マー君欲しさにメジャーが大幅譲歩 「新入札制度」10月末までに合意へ

公開日: 更新日:

 現在、失効中の入札制度(ポスティングシステム)について、日本野球機構(NPB)とMLBが折衝を重ねているが、最終的にメジャーがNPBの提案を受け入れる方向になりそうだ。「つまりMLBサイドが妥協するということです」と、ある在米ジャーナリストがこう続ける。

「選手と交渉する権利を得るためだけに数十億円も払うのはバカらしいというMLB側と、従来通りの入札金が欲しいNPB側の議論は当初、平行線でした。途中、入札金額の上位3球団に選手との交渉権を与える案も浮上しましたが、どうやら従来通り、最高金額を入札した1球団だけが交渉権を手にする方向で決着しそうです。ただ、入札金が丸々、選手の所属球団に入っていた部分は修正される見通し。入札金の一部はMLBとNPBに入るようになると聞いています」

<MVP上原同様のフォーク>

 入札金の一部が「テラ銭」として日米の野球機構に入る以外は、ほぼ従来通り。NPB側の「全面勝利」ともいうべき内容で決着しそうな裏にあるのは楽天田中将大(24)の存在だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出