次の欧州遠征で連敗ならクビ確実 ザッケローニ後任にストイコビッチ急浮上
Jリーグの10年シーズンで名古屋をクラブ史上初の優勝に導いたストイコビッチ監督(48)。契約最終年の今季限りで監督を退くことになり、その後は母国セルビア代表監督就任が噂されている。ストイコビッチは、セルビアサッカー協会の会長と旧知の間柄。地元紙も今春、「セルビア代表監督の後任にストイコビッチ名古屋監督が最有力」と報じた。
結果的に地元紙報道は、ガセとなるかもしれない。実はストイコビッチの再就職先は、「日本代表次期監督」だというのだ。欧州在住のサッカージャーナリストがこう言う。
「11月のオランダ、ベルギーとの欧州遠征で大敗した場合、ザッケローニ監督(60)解任は避けられないでしょう。ストイコビッチは、その後任の候補に名前が挙がっています。ザックは、試合の流れに応じて布陣を変更したり、選手を効果的に交代させるのが苦手。試合が後手に回ると、すぐにフリーズしてしまいます。それに比べてストイコビッチは、試合の先々を的確に読んで、効果的な采配を振るのが得意です。W杯の本番で指揮官に求められるのは、まさにストイコビッチが持っているような能力です」