アイスホッケー女子 ソチで怖い欧米勢のボディーチェック
「目標はチームが一つになってメダルを取ること。チームに勢いが出るようなプレーをしたい」
ソチ五輪女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」の大沢ちほ主将(21)が、メダル取りを誓った。
4日、本大会に出場する21人のメンバーが発表され、98年長野五輪も経験した近藤陽子(34)、高校2年生の浮田留衣(17)らが名を連ねた。
11月に行われた親善試合の5カ国対抗戦では、かつて世界選手権で3位になったスイス相手に大金星を挙げただけに、飯塚祐司監督は「メダル圏内に来ていると思う」と手応えを口にしたが、ブッ千切りの最下位候補だ。
五輪では通常の女子アイスホッケーの試合で禁止されているボディーチェックに対して、レフェリーが甘く見る傾向がある。激しいボディーチェックに遭えば、欧米の選手に体格で劣る日本人選手は圧倒される。
大沢は「笑顔の絶えないチームなので、それが強み」とは言うものの、2月9日に行われる初戦のスウェーデン戦で、スマイルジャパンの選手から笑顔が消えそうだ。