ドジャース“マー君撤退”はウソ? 「代理人と交渉」情報も
田中将大(25)争奪戦で当初、ヤンキースと並ぶ「大本命」といわれながら、すっかり鳴りを潜めているのがドジャースだ。
米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が発表した移籍先予想ランキングによれば、1位マリナーズ、2位ヤンキース、3位フィリーズで、ドジャースは6位にも入っていない。すでに先発の頭数が揃ったことを理由に、ロサンゼルスの地元紙も田中獲得に関し「様子を見る」と一時ほど熱を入れていないと報道。「ドジャース撤退か」と書いたスポーツ紙も中にはある。
ドジャースは昨年11月下旬、FAで右腕・ヘイレン(33)を獲得。カーショー(25)、グレインキー(30)、柳賢振(26)、ビリングズリー(29)、ベケット(33)と、確かに先発の頭数はそろった。
しかし、ビリングズリーとベケットはともに手術明けで病み上がり。実績十分だけに期待はしても、計算できるわけではない。
「ドジャースは水面下で田中の代理人、ケーシー・クロースに接触、すでに条件面の話までしていると聞いています。ヤンキースや同地区のライバルで資金力のあるエンゼルスを出し抜くために、いまは死んだフリをしているだけですよ」と地元西海岸のマスコミ関係者がこう言った。