大型契約を次々と…マー君が選んだ敏腕代理人の“やり手”ぶり
ポスティングシステムでのメジャー移籍が決まった楽天・田中将大には心強い援軍となりそうだ。田中の代理人に敏腕エージェントとして知られるケーシー・クロース氏が決まったというのだ。26日(日本時間)、日本の一部スポーツ紙や複数の米メディアが報じている。
代理人に関して田中は「もちろん選定はしていますけど、今ここで言える話じゃない」と具体的には明かさなかったが、好条件を引き出すには最適な人材を選んだことになる。
何しろ、クロース氏は複数の大物メジャーリーガーを顧客に持つやり手エージェントのひとりだからだ。
■投手史上最高額も
現在は大手代理人事務所である「エクセル・スポーツ・マネジメント」に所属するクロース氏が、これまでまとめてきた契約は巨額なものばかり。
00年にはデレク・ジーターの交渉でヤンキースから10年総額1億8900万ドル(当時のレートで約221億円)の引き出しに成功。この契約はMLB史上2位(当時)の大型契約として話題を呼んだ。さらに10年にはナ・リーグMVP(06年)であるフィリーズのライアン・ハワードの契約を5年総額1億2500万ドル(同117億円)でまとめた。