失明した元弟子に提訴された「スイーツ親方」の指導と評判
スイーツ親方がまた訴えられた。
芝田山部屋の元弟子が「暴行で失明した」と、芝田山親方(51=元横綱大乃国)と兄弟子らに、約7000万円の損害賠償を求める訴訟を昨年12月末に起こしていたことが7日、明らかになった。
元弟子は09年から兄弟子に、土俵外でも一升瓶や木刀で頭を殴られ、12年に失明に至ったと主張。芝田山親方からも数回殴られ、「当時、芝田山親方は稽古場に出てこず、力士の私生活も放置していた」(元弟子の弁護士)としている。
この元弟子は11年に被害届を出したが、当時は不起訴処分。芝田山親方はこの年、弟子だった元十両大勇武への暴力でも、起訴猶予処分となっていた。
芝田山親方といえば「スイーツ親方」の愛称で知られ、甘いものに目がなく、スイーツに関する著書も出したことがある。現役時代はマジメ一徹で、いまだに語り継がれるガチンコ力士のひとり。解説でも弁舌さわやかで、マスコミ受けもいい。温和な印象がある。
■「こんなヤツラ」