西武・浅村のバットを湿らせる「二塁スタメン」の負担

公開日: 更新日:

 たかがオープン戦とはいえ心配だ。6日の中日戦に「4番・二塁」で出場したのが西武浅村栄斗(23)が、この日「も」3打数無安打。練習試合でこそ1本ヒットを打ったものの、これでオープン戦3試合で9打数無安打とバットが湿りっぱなしなのだ。

 浅村は昨季リーグ打点王(110)に輝き、ホームランも同3位の27本。そんな強打者が苦しんでいるのが、今季からコンバートされた二塁守備だ。

 もともと浅村は遊撃手。守備下手なためにさまざまなポジションをたらい回しにされ、昨季はケガで離脱した主砲・中村の穴埋めとしてシーズン途中から一塁を任された。負担の少ない一塁だったからこそ、打撃に専念できたともっぱらだ。

 キャンプでは奈良原内野守備走塁コーチと二人三脚で、二塁守備の特訓。それなりにサマにはなってきたとはいえ、守りの負担がバットにかかっているのではないか。


■もともと守備に気を配るタイプではない

 西武黄金時代の二塁手として活躍した山崎裕之氏(評論家)は、「二塁は難しいポジション」とこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走