西武ドラ1森友哉 スイング好評も1年間は「2軍」で辛抱か
「今年はあんまりチャンスはないだろうけど……」
関係者からこんなコソコソ話が漏れてくるのが、西武のドラフト1位捕手・森友哉(18=大阪桐蔭高)のこと。
8日にスタートした新人合同自主トレ。森は高校球界屈指の打撃力との前評判通り、ティー打撃で鋭いスイングを連発、周囲の注目を浴びた。
練習後の本人は「まだまだ納得のスイングはできていない。本調子に上げていきたい」とあくまで控えめだったが、スイングを見たチーム関係者からは、「打撃だけなら、1年目から一軍でやれる力はある」との声も出た。
とはいえ、森がいきなり一軍でマスクをかぶる機会は少ないかもしれない。13年WBCの代表メンバーである銀仁朗(26)が「扇の要」として君臨しているし、伊原新監督は、巨人コーチ時代に同じ釜の飯を食った星(31)を高く評価しているという。
「もっとも、今のチーム状況は、森にとってプラスになるかもしれません」
と言うのは、マスコミ関係者。