下半身に不安 巨人・大竹に言葉のみ込ませた原監督の怒声

公開日: 更新日:

 巨人の故障禍が止まらない。

 広島からFA移籍した大竹寛(30)が下半身の張りで8日のオリックス戦の先発を回避したことから、チームに不安が広がっている。
 深刻なのは投手陣だ。先発ローテーション候補だった沢村と今村が肩痛でキャンプ序盤に早々と離脱。いまだに二軍調整中の沢村に至っては開幕も絶望な状況だ。

 エースの内海は打球を受けてのケガだったが、菅野も杉内も背中と腰の違和感から調整のペースが狂った時期がある。救援の山口は肩を痛め、やっとこの日(7日)、シート打撃に登板した状態。原監督がキャンプ初日からハイペース調整を促したことで、投手を中心に故障者が続出している。

 そんな中、大竹はピンピンしていた。10年の右肩痛以降、キャンプ初日にブルペンに入ったことはない。しかし、今年は移籍初年度ということもあり、初日からブルペン投球。というより、合同自主トレ2日目の1月29日にはすでにブルペン入りしていた。異例の前倒し調整で好調ぶりをアピールすることに成功。「キャンプMVP」や「先発ローテの核」の声もあったが、大竹本人と主将の阿部は早い段階で危うさに気付いていた。第1クール終了時、大竹はこう漏らしていたからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード