下半身に不安 巨人・大竹に言葉のみ込ませた原監督の怒声
■「調整ペース落としたい…」
「仕上がりが早い周囲につられてしまう? 阿部さんに<自分のペースを大事にしろよ>って言ってもらったので感謝しています。改めて自分のペースを貫こうと。体はひとつしかないんでね。最初からペースは意識していたけど、初日に全員がブルペンに入ったのは驚いた。カープはこんなに早くない。これからはみんなより少し遅らせるかもしれない」
あえてペースを落とすと宣言。それができなくなった。
沖縄2次キャンプ中の2月25日、原監督は投手陣を集め、実績のある内海や西村を名指ししながら「投手はブッたるんでるんじゃないのか!」と説教。気の優しい大竹は「マイペースでやります」なんて言える状況ではなくなってしまった。
7日のオリックス戦に先発した新外国人のクリス・セドン(30=韓国SK)が4回5失点。2つのボークと3盗塁を許すなど課題を残しただけに、大竹がローテに穴でも開けようものなら、巨人で何かやる前に居場所はなくなる。