投入ためらうケースも…巨人・原監督に「山口後遺症」の懸念
左肩の脱力感を訴え、都内病院で検査を受けていた巨人の山口(30)がチーム休養日の19日、沖縄キャンプ施設でトレーニングを行った。
検査の結果は「軽い炎症」。20日以降にキャッチボールを再開する予定で、「遅れを取り戻す」と意欲的だった。
首脳陣はホッと一安心だろうが、もちろん楽観はできない。山口は前人未到の6年連続60試合以上登板を続けており、「いつ大きな故障を引き起こしても不思議はない」という声は多い。大事に至らなかったとしても、ベンチは慎重にならざるを得ないだろう。
鉄腕の異名を取る山口が、肩の異変を訴えたのは今回が初めて。これまで、ピンチで山口に頼り切りだった原監督も、「ムリはさせられない」と投入を躊躇するケースが出てくるはずだ。一時的とはいえ、山口の離脱は巨人にとって軽くはない。